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移転の図書館、来館者4.5倍に 清水町「まほろば館」

(2020/10/14 09:07)
子ども向け書籍をそろえたコーナー=清水町立図書館
子ども向け書籍をそろえたコーナー=清水町立図書館

 7月に移転オープンした清水町立図書館の出足が好調だ。子ども向け書籍専用のコーナーを設け、親子連れを中心に人気を集めている。9月末までの1日平均の来館者数は前年同期比で旧図書館の4・5倍に増加した。町はさらなる利用者の獲得に向け、併設の保健センターと連携した協働企画に力を入れる。
 新図書館は、町保健センターとの複合施設「まほろば館」として整備した。駐車場を広くするなど来館者の利便性を向上させた。蔵書数は約8万冊と1万冊以上増やし、同町出身の絵本作家宮西達也さんのコーナーも設けた。2カ月半で来館3万人を突破した。1日あたりの図書貸出人数や貸出冊数も旧図書館の2倍以上になったという。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、館内にサーモグラフィーカメラの設置や、本専用の消毒機を導入した。利用者が安心できるよう体制を整えている。
 町は本に触れる機会を提供し町民の視野の拡大や文化的な意識の高揚などにつなげようと、来館者の増加を目指し、隣接する保健センターと連携した活動を展開する。9月には妊婦を対象にした「子育て講座」を開催。保健師が沐浴(もくよく)を指導した後、図書館司書が子育てにかかわる絵本を読み聞かせる場を設け、本への興味を沸かせた。食育と天体を学ぶ教室も計画しているという。
 渡辺浩伸館長は「読み聞かせなどのイベントも開催し、子どもたちの憩いの場を作りたい」と話している。

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