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リボンで思いやり「コロナ差別」撲滅 函南PTA連絡協呼び掛け

(2020/10/14 18:30)
シトラスリボンの材料を袋詰めする関係者=函南町立東小
シトラスリボンの材料を袋詰めする関係者=函南町立東小

 函南町PTA連絡協議会は15日から、新型コロナウイルス感染者に対する差別や偏見の撲滅を訴える「シトラスリボンプロジェクト」に乗り出す。同町ではこれまで感染者が出ていないだけに、“1人目”には厳しい目が向けられる―との懸念も。三つの輪で結ぶリボンを各家庭で作り、誰もがなり得る感染者への思いやりを親子で共有する。
 シトラスリボンプロジェクトは愛媛県の大学関係者ら有志が始め、静岡県を含む全国に広がっている。「学校・職場」「地域」「家庭」を表す三つの輪をリボンでつなぎ、それぞれが連携して感染者を優しく見守る社会づくりを呼びかける。
 いまだ感染者ゼロの函南町では最初の感染に対する警戒も強く、出れば注目を集めかねない。同協議会はコロナの影響で中止となったPTA活動の費用をプロジェクトに充て、差別撲滅のチラシを添えたリボンの制作キット計3030個を用意した。全児童生徒、教職員が親子で差別や偏見について考えながらリボンを作り、バッグに付けるなど目に見える形で思いやりの輪を広げる考えだ。同協議会の松富毅会長(50)は「コロナは誰でも感染リスクがある。差別や偏見をせずに町全体で優しく迎え入れられるよう呼びかけていきたい」と話した。

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