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三島・障害者就労支援NPO コロナ禍、窮状打開へギフトセット

(2020/9/17 14:06)
売り上げが落ち込む窮状を打開しようと売り出しているギフトセット=三島市塚原新田
売り上げが落ち込む窮状を打開しようと売り出しているギフトセット=三島市塚原新田

 障害者の就労を支援する三島市のNPO法人「フレンドシップ・イルカ」が、創設20周年を迎えた。菓子やパンの製造、自主製品の開発などさまざまな活動を続けてきたが、節目の年に新型コロナウイルスの影響を受けて売り上げは90%減。窮状を打開しようと詰め合わせのギフトセットを売り出し、「何とか今を乗り越えたい」と奮闘している。
 同NPOは2000年1月、知的障害児を持つ母親6人の出資による企業組合としてスタート。クッキーや焼き菓子を作って売るなど、障害者の就労と自立の支援を続けてきた。現在は18人が勤務し、素材にこだわった菓子やパンの製造、販売のほか、パセリやローズマリーを入れたハーブソルトなど自社製品も売り出している。
 今年は春になったら20周年の記念式典を予定していたが、新型コロナの感染拡大で中止に。各地ではイベントの開催が自粛され、製品の販売機会を失って売り上げが激減した。給料の支給も困難な状態で、利用者の勤務時間を減らすなどして何とかしのいでいるという。
 ギフトセットは「コロナに負けるな!」と題し、クッキーや焼き菓子のほか手作りの布マスクも入れて1箱3千円(送料込み)。露木孝子理事長(74)は「多くの支援を受けて20年続けられた。コロナ禍でも頑張る障害者の姿を感じてもらいたい」と語る。購入希望者は電話、ファクス、インターネットで申し込む。問い合わせは同NPO<電055(960)9011>へ。
 

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