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戸別受信機、デジタル化 裾野市行政無線、9年かけ更新へ

(2020/4/9 15:30)
裾野市が導入する行政無線のデジタル式戸別受信機=市役所
裾野市が導入する行政無線のデジタル式戸別受信機=市役所

 裾野市は2020年度、市内全戸を対象に貸与している行政無線の戸別受信機のデジタル化に着手する。約1万3千世帯で利用されている受信機を9年かけてデジタル式に更新する。
 戸別受信機は1970年代、東富士演習場周辺市町を対象にした国の補助金を活用して導入した。市に申請すれば無償で借りられる。演習場で行われる訓練への注意喚起のほか、市主催のイベントや防犯、野生鳥獣の出没など生活に密着した情報を発信している。
 特に効果を発揮するのは自然災害の発生時。19年10月の台風19号では、避難勧告や避難準備情報の発表だけでなく、避難所の開設場所も伝えた。災害などによる交通規制の情報も随時知らせている。市は19年度までにデジタル式の発信設備や中継局を整備した。20年度からは各家庭で利用されている受信機を毎年1400~1500台ペースで更新していく。受信機の更新には9年間で総額7億円程度かかる見込み。
 市の担当者は「デジタル化すれば音声が鮮明になり、情報の伝達がより確実になる」と強調する。
 現在7割弱にとどまっている世帯普及率の向上が課題で、更新を機に利用のPRを強化する方針。

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