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ハンドベル合奏で全国銀賞 吉原三中特別支援学級

(2020/3/27 19:50)
上級生と下級生で助け合って演奏を磨く生徒ら=富士市立吉原三中
上級生と下級生で助け合って演奏を磨く生徒ら=富士市立吉原三中

 富士市立吉原三中特別支援学級の1年生がこのほど、ハンドベルの全国コンクール「第31回ミュージックベル合奏コンテスト」の自由曲部門小中学生の部で銀賞を受賞した。一緒に練習に励んだ上級生も快挙を喜ぶ。登校日の26日は、1年生が卒業生に感謝を込めてベルを奏でた。
 同コンテストは2部門に全国の83チームが応募。感染症対策のため今回は映像で一次審査、本審査を実施した。ハンドベル歴9カ月での挑戦となった1年生5人は全学年で練習してきた思い出のある「世界に一つだけの花」で応募し、「各自が音に責任を持ち、細かいリズムもよくできている。練習のたまもの」との評価を得た。
 同校特別支援学級では2018年から音楽の授業などで、楽器演奏が不得意でも参加でき、仲間で分担して演奏するハンドベルに取り組み、協調性や集中力を培ってきた。コンクール用のベルは、2、3年生が栽培したサツマイモやジャガイモを自ら販売して購入した。1年生の演奏は上級生が譜面を指さししてタイミングを伝えるなど助け合い、きれいな和音を作り上げた。
 26日に、教室で1年生の演奏を見届けた3年の大木春菜さんと熊王利華さんは「1年生の明るい演奏が良い。来年は金賞を目指して」とエールを送った。1年の斎藤大幹さんは「3年生の協力があったから受賞できた。3年生に教えてもらったように新入生に教えてあげたい」と話した。
 特別支援学級担任の佐野将人教諭は「障害の有無に関係なく、大会で評価され自信になる。受賞は上級生の努力の積み重ねと助け合いの成果」と目を細めた。

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