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塩分、脂肪が過多 ビタミン、ミネラル不足 富士市の小中生

(2019/10/8 08:14)
分析結果から今後の対策を検討する教職員ら=富士市の市消防防災庁舎
分析結果から今後の対策を検討する教職員ら=富士市の市消防防災庁舎

 富士市食育推進室は7日、市内の小中学生の栄養調査内容を初めて詳細に比較分析した結果を市消防防災庁舎で開かれた報告会で公表した。ビタミン、ミネラルの不足と塩分、脂肪が過多である実態が浮き彫りになった。
 市が市内の小学5年生、中学1年生に実施した食事調査結果を基に、常葉大健康栄養学科の三浦綾子准教授や応用栄養学研究室の学生が地区ごとの栄養診断や全国データと比較し、分析結果をまとめた。報告会は教員や保健師、栄養士ら約50人が結果を共有し、栄養対策に生かそうと開催した。
 同大が示した食育指導案では、小中学生ともビタミンA、カルシウム、マグネシウム、鉄が摂取不足傾向にあること、食塩相当量、飽和脂肪酸が過剰摂取傾向であることが指摘された。小学生には野菜、果物、乳類の各食品群を摂取する必要性を説いた。中学生には自分の成長にあった食事摂取量を把握する教育に取り組むよう求めた。
 全国データとの大きな差はなく、市内の地域差もさほどなかったが、中学生では摂取量の過不足の差が拡大している可能性があるの指摘もあった。
 参加した教員らがグループに分かれて、現状の課題や、分析結果を踏まえた対応について意見交換した。

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