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水難事故、ポスターで防げ 下田海保が初制作、近年増加傾向

(2019/6/13 08:07)
下田海上保安部が制作した水難事故防止を啓発するポスター=松崎町
下田海上保安部が制作した水難事故防止を啓発するポスター=松崎町

 夏の海水浴シーズンを前に下田海上保安部がこのほど、水難事故防止を啓発するポスターを初めて制作した。伊豆半島周辺でのマリンレジャーに伴う水難事故は近年、増加傾向にあり、昨年発生した下田海保管内の水難事故は、2001年以降最多の54件だった。下田海保は「海での安全な遊び方を心掛けてほしい」と訴えている。
 ポスターには、遊泳時の注意事項やシュノーケリングする際のライフジャケット着用の必要性などを記載。若者を中心に人気上昇中の水上オートバイやSUPなどの安全利用に関する知識や過去に発生した事故事例の情報を入手できるウェブサイトも紹介している。
 下田海保によると、昨年管内で発生した水難事故の約7割が海水浴シーズンの7~9月に集中。死者、行方不明者は20人に上った。
 事故者の大半が県外からの観光客であることなどから下田海保は県や市町、ホテル・民宿、公共交通機関などにポスターを配り、地域全体で水難事故防止の機運を高めたい考えだ。各海水浴場では飲酒しての遊泳や海況の変化を注意喚起する場内アナウンスを徹底する方針。
 下田海上保安部交通課の佐藤考志専門官は「消防、警察など各関係機関と連携し、海の安全を守っていきたい」と述べた。

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