静岡新聞NEWS

富士市母の会活動に幕 子どもの交通安全願い啓発40年超

(2019/5/29 08:35)
40年以上にわたる活動の幕を閉じた交通安全母の会の会員ら=富士市の富士駅北まちづくりセンター
40年以上にわたる活動の幕を閉じた交通安全母の会の会員ら=富士市の富士駅北まちづくりセンター

 子どもたちの交通安全を願って啓発などを続けてきた富士市交通安全母の会が28日、解散式と最後の総会を同市の富士駅北まちづくりセンターで開いた。交通安全の視点で40年以上にわたって展開した明るい地域づくりのための活動の幕を閉じた。
 同会は1978年、児童の母親らを中心に発足。自転車の乗り方講習やタオルを使った啓発人形作りなどに取り組んできた。92年には「無事帰る」という思いを込めてカエルのマスコット人形を手作りし、市内の小学校へ寄贈を開始。毎年度、数校に配り続けた。2019年度は7校に計800個を贈り、全校への寄贈を終えた。
 本年度の会員数は31人と決して少なくはない。一方で、会員は60代以上が中心で80歳以上の人もいる。鳥居方子会長(78)は「会長を続けられる人がいない。高齢化も進んでいる」として解散を決めたという。
 解散式には14人の会員が参加し、一人一人に市長感謝状が贈られた。発足当時から40年以上活動してきた鳥居会長は「さみしい気持ちでいっぱい」と振り返り、「市内の交通事故は依然として多い。『生涯交通安全』の思いを持ち続けよう」と呼び掛けた。

東部トピックスの記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト