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タチバナ活用、サイダーやビール開発 沼津・戸田地区

(2019/5/17 08:30)
戸田地区の特産品タチバナを使ったサイダーとクラフトビール=沼津市役所
戸田地区の特産品タチバナを使ったサイダーとクラフトビール=沼津市役所

 沼津市戸田地区の特産品タチバナの6次産業化に取り組む地元企業などがこのほど、タチバナを使ったサイダー「こらっサイダー」とクラフトビール「タチバナホワイト」を開発した。まずは市内の飲食店などを中心に販路を開拓し、戸田のPRに活用する。
 タチバナは日本書紀や古事記にも記述があるミカンの原種で、戸田地区は国内北限の自生地。昨年3月、生産農家や販売加工業者、商工会などが、タチバナの保護や活用を目的に「へだたちばなの会」を結成し、今回の新商品につなげた。
 こらっサイダーは、同市戸田の「光徳」(山田隆継代表)が開発。タチバナの実を原料に使い、爽やかな酸味とほど良い甘みのバランスが絶妙な商品に仕上がった。「こらっさい」は、戸田の方言で「来てください」という意味。くるら戸田などで購入できる。
 タチバナホワイトは、掛川市の地ビール工房「カケガワ・ファーム・ブルーイング」(杉浦健美代表)が製造した。タチバナの皮を使用し、爽やかな香りと飲み終えた後のかすかな苦みが特徴というホワイト系ビール。
 戸田地区は現在、国内最大のタチバナ産地になっている。へだたちばなの会代表を務める戸田森林組合の長倉建治組合長は「港町や観光地といった戸田のイメージにタチバナが加わるよう、PRに努めたい」と話した。

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