児童考案シラスクッキーいかが 吉田・中央小 地元菓子店協力
地域の魅力を発信しようと、吉田町立中央小の3年C組の児童が、地元特産のシラスを使ったクッキーのレシピを考案した。同町神戸の菓子店「石間舗」が製造した計400枚を、19日までに3年生の保護者を対象に販売する。

吉田ならではの要素を取り入れながら実践的な学びを推進する総合学習「吉田探究」の一環で、11月からレシピを考え始めた。魚の形をしたごま入りの生地にシラスをまぶして焼き上げるクッキーで、子どものアイデアを石間舗が具現化した。
17日は、授業参観で同校を訪れた保護者に児童が1枚100円で販売。児童(9)は「有名なシラスで吉田の魅力を伝えたい」と話した。購入して味わった保護者からは「ごまの風味の後にシラスの香りが鼻に抜ける」「やみつきになる味」などの声が上がった。