深海魚新種 “横綱イワシ”標本展示 東海大海洋科学博物館

 約100種いる深海魚のセキトリイワシ科魚類の中で最大の魚体を誇り、1月に新種として報告された「ヨコヅナイワシ」の標本が、静岡市清水区三保の東海大海洋科学博物館で特別展示されている。4月4日まで。

標本が展示されているヨコヅナイワシ=静岡市清水区三保の東海大海洋科学博物館
標本が展示されているヨコヅナイワシ=静岡市清水区三保の東海大海洋科学博物館


 展示しているのは2018年10月に同大海洋学部などが駿河湾水深2100メートルで採取した全長約1・1メートルの個体で、全国に5個体ある内の一つ。ホルマリン漬けにされており、解剖の際に無傷で保存された左側面の姿を見ることができる。
 ヨコヅナイワシはその体格と生息域における栄養段階の頂点に君臨する「トッププレデター」に位置することから、関取の中で最強の「横綱」の名を冠した。親子で遊びに来ていた小学生は「もっと小さいと思っていた。大きくてびっくり」と話した。
 同館によると、食卓に並ぶ「鰯」はニシン目で、ニギス目のセキトリイワシ科とは生物としてあまり関係はないという。

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