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災害用貯水槽の操作、動画で解説 高校生が制作 静岡

(2021/1/4 17:00)
完成した動画を見る科学技術高の生徒たち=静岡市上下水道局庁舎
完成した動画を見る科学技術高の生徒たち=静岡市上下水道局庁舎

 静岡市葵区の科学技術高の生徒がこのほど、飲料水用耐震性貯水槽の操作方法を紹介する動画を制作した。紙の説明書では分かりにくいとの声が市民から寄せられ、同校OBの市職員の発案で実現した。1月中に自治会にDVDを配布するほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。
 耐震性貯水槽は大規模災害時に備えた給水拠点。小学校や公園などに設置してあり、1カ所に基本100トンの飲料水を新鮮な状態で確保している。
 市水道事務所職員の花村兼汰さん(21)は、地域の防災訓練で市民から紙の説明書がわかりにくいとの声を聞いていた。そこで母校に企画を持ち掛けたところ快諾を得て、生徒と動画を制作することになった。
 都市基盤工学科の生徒8人が出演し、情報システム科の生徒4人がシナリオ作りから撮影・編集までを担当した。給水栓やポンプを取り付け、水を出すまでを実践しながら分かりやすく説明している。約10分の動画で、スマートフォンなどで見ながら操作できるようになっている。
 同市職員となることが内定している都市基盤工学科3年の望月竜寿さんは「撮影に5時間以上かかり大変だったが、災害時の行動が確認できる貴重な機会だった」と完成に笑顔を見せた。情報システム科3年の酒井颯さんは「貯水槽の存在を知らずシナリオづくりに苦労したが、映像制作のいい経験ができた」と振り返った。
 

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