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東海道旅情伝える「弥次喜多道中」 静岡市文化財資料館で企画展

(2020/11/3 08:49)
弥次さん喜多さんの物語を通して江戸時代の旅情を紹介する展示会=静岡市葵区の市文化財資料館
弥次さん喜多さんの物語を通して江戸時代の旅情を紹介する展示会=静岡市葵区の市文化財資料館

 静岡市葵区の市文化財資料館で12月13日まで、江戸時代の東海道の旅情を伝える「弥次さん喜多さん、駿州の旅」の日本遺産認定を記念する企画展が開かれている。2人が登場する十返舎一九(静岡生まれ)の滑稽本「東海道中膝栗毛(ひざくりげ)」の物語を軸に、当時の旅を追体験できる資料など約110点が並ぶ。
 2人が東海道を歩いた物語のうち、県中部の区間を中心にパネルで解説。静岡名物の丸子のとろろ汁屋で遭遇した夫婦げんかや、侍を装って大井川の川越え料金を値切ろうとした話などを紹介した。滑稽本の現物や、歌川広重の東海道の浮世絵も公開した。
 旅先での失敗談や事件を面白おかしく表現した一九の作品は当時、一大旅ブームを起こしていて、次々登場した模倣作品や旅の心得を紹介する指南書なども展示した。同館の伊東一洋館長は「展示品を通して江戸の旅行を味わう気分になってもらえたら。弥次さん喜多さんの軽妙な掛け合いの面白さを知ってほしい」と話した。

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