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刀剣10点輝き再び 静岡・久能山東照宮、3年がかりで修復

(2020/10/25 09:07)
刀剣の修復が完了し、喜びを語る落合宮司(左)=静岡市駿河区の久能山東照宮
刀剣の修復が完了し、喜びを語る落合宮司(左)=静岡市駿河区の久能山東照宮

 静岡市駿河区の久能山東照宮で2017年に神庫で発見された刀剣など10点の修復作業がこのほど完了し、同東照宮で報告会が行われた。関係者は「多くの人の協力で輝きを取り戻せた」と感謝と喜びを語った。
 修復されたのは、刀3点、脇差し3点、短刀1点、やり1点、太刀2点。多くの刀剣の明確な作成時期や刀工は不明だが、明治時代以降に奉納されたと推定されるという。
 修復の資金集めには、静岡市内などで商業施設を展開するパルコなどが手掛けるクラウドファンディングを利用した。刀剣を題材にした人気ゲーム「刀剣乱舞-オンライン」を制作するニトロプラス(東京都)がPRに一役買った。約4千人の支援者から、目標額の500万円を大幅に上回る3千万円弱が寄せられ、研師によるさびの除去などの費用として活用した。
 報告会で同東照宮の落合偉洲宮司は「活動への反響が大きく、関心を持ってもらえてうれしかった」と語った。ニトロプラスの小坂崇気社長は「修復に携われたのは名誉なこと。刀剣の輝きを後世に伝えることができたら」と述べた。

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