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介護施設の新型コロナ感染抑止へ対策シート 清水区の企業が開発

(2020/10/10 09:40)
新型コロナ対策シートを紹介する渡嘉敷社長=静岡市清水区
新型コロナ対策シートを紹介する渡嘉敷社長=静岡市清水区

 静岡県内外の福祉事業者向けに防災対策支援を手掛けるCoAct(コアクト、静岡市清水区)は、介護施設で新型コロナウイルス感染症から入居者や職員を守る判断や行動を促す「新型コロナ対策シート」を開発した。県外の施設で集団感染が相次いだのを受け、被害抑止の要点が一目で分かるようA1判の用紙にまとめた。
 今夏開発した風水害対策用に続く第2弾。シート上面に県内や立地する市町内の新規感染者数、施設内の発熱者数の推移を可視化する図表素材を載せ、警戒度を段階的に高めやすくした。下面には段階別の対応をリストアップ。例えば、市町内で感染者が発生した場合は面会の制限、慰問・実習の延期、委託業者の対応確認などを求めている。
 また地元で感染者数が増加傾向の際は、事務職員のテレワーク検討や、重要業務を担う職員同士の接触回避を推奨する。無症状や軽傷の感染者を施設内で隔離する場合に必要な「ゾーニング」の基本手順も盛り込んだ。2次元バーコードを読み取れば、動画で防護服の正しい着脱法、感染者発生時の情報公開と個人情報保護に関する解説を確認できる。
 コアクトの渡嘉敷唯之社長は災害ボランティア団体や県介護福祉士会と共同で県内約700施設に各1セットを無償配布する考えを示し、「秋冬に想定される感染再拡大期への備えを強化するため、シートを役立ててほしい」と語る。

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