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神秘の深海生物釣れた! 焼津の展示施設に寄贈【動画あり】

(2020/9/12 10:06)
長谷川さん親子が釣り上げた深海生物カイロウドウケツモドキ=焼津市の深層水ミュージアム
長谷川さん親子が釣り上げた深海生物カイロウドウケツモドキ=焼津市の深層水ミュージアム

 焼津市の深海魚漁専門の漁師長谷川久志さん(71)が、深海に生息する海綿動物の仲間「カイロウドウケツモドキ」を釣り上げ11日、同市鰯ケ島の深層水ミュージアムに寄贈した。同生物が生きた状態で展示されるのは非常に珍しいという。
 動画▶釣れた!深海生物「カイロウドウケツモドキ」

 長谷川さんと長男一孝さん(45)が10日、焼津沖で行ったはえ縄漁で水深800~700メートルの海底から釣り上げた。大きさは約30センチ。大きな損傷はなく、生物が付着していた岩石も一緒に揚がった。
 内臓などの器官を持たないカイロウドウケツモドキは体にたくさんの穴が開いていて、ここから海水を取り込み、プランクトンなどを食べている。上部にメッシュ状のふたがついている。今回の個体は空洞状の内部にエビのような生物が入っていた。
 捕獲されること自体珍しく、沼津市の伊豆・三津シーパラダイスの担当者は「生きた状態で展示されているのは見たことがない」と驚く。長谷川さんは「カイロウドウケツモドキを取ったのは25年ぶり。多くの人に見てもらい、深海の神秘に触れてほしい」と話す。深層水ミュージアムは入館無料。月曜休館。

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