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牧之原市内の海岸利用9割減 7、8月 宿泊業への影響大

(2020/9/1 11:45)
ライフセーバーの監視業務の終了式。海岸での死亡事故は今夏もゼロを達成した=牧之原市の静波海岸
ライフセーバーの監視業務の終了式。海岸での死亡事故は今夏もゼロを達成した=牧之原市の静波海岸

 牧之原市は31日、7、8月の静波・相良両海岸の利用者数は計1万8400人で、昨年に比べ9割程度減ったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に海水浴場を開設しなかった同市。密集を回避できたことを成果としつつ、宿泊業者らへの影響も大きかったと指摘した。
 2カ月間の内訳は静波が9650人、相良が8750人。昨夏は計19万7千人で、大幅に減少した。海の利用を禁止したわけではないため、サーファーや波打ち際で遊ぶ家族連れらに対しては「遊泳危険」との看板を設置して安全確保に努めた。駐車場には制限区域を設けて利用者数を制限する措置を取った。
 市内宿泊施設への2カ月間の宿泊者数は2059人。静岡、山梨両県民を対象に実施した宿泊助成キャンペーンの効果が見られたものの、1万人以上が宿泊したとみられる昨夏に比べ落ち込んだ。
 一方、2000年からゼロを継続している海岸での死亡事故は今夏も発生しなかった。市は例年の半分程度の人数のライフセーバーを配置。監視業務の最終日となった31日は終了式を開き、杉本基久雄市長は「利用者の安全を確保できた」と感謝した。コロナ禍での監視経験をライフセーバーが積めたとして、「来年はコロナ禍にあっても海水浴場を開設したい」との姿勢を示した。

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