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島田の電波兵器実験所跡 説明板設置、後世に継承

(2020/7/5 07:55)
遺跡の説明板設置を喜ぶ島田近代遺産学会のメンバー=島田市牛尾
遺跡の説明板設置を喜ぶ島田近代遺産学会のメンバー=島田市牛尾

 島田市の第二海軍技術廠(しょう)牛尾実験所跡に関する説明板がこのほど、市によって同実験所跡近くに設置され、4日、近代史の調査研究を行う島田近代遺産学会が同所で見学会を開いた。会員らが設置を要望してきた経緯があり、「悲願だった。多くの人に見てもらえれば」とかみしめた。
 牛尾実験所は太平洋戦争時に旧海軍が強力電波兵器を研究した施設。2015年に国による大井川の河道拡幅工事で取り壊された。 地元の郷土史家や県内外の研究者でつくる同会は戦跡について語り継ごうと、これまでに発掘調査や関係者への聞き取りなど進めてきた。説明板にはこれらの調査で得た情報が細かく記されている。
 同会は今後、書籍の出版も検討する。新間雅巳代表は「今では戦争を語れる人が少なくなっている。形に残せたのは大きな一歩」と笑顔で話した。

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