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焼津の水産業発展の礎・服部安次郎の生家改修、市が着手 21年度開館、飲食店や宿泊施設も

(2020/6/24 08:39)
服部家の完成イメージ(焼津市提供)
服部家の完成イメージ(焼津市提供)
改修工事が始まった服部家=焼津市城之腰の浜通り
改修工事が始まった服部家=焼津市城之腰の浜通り

 焼津市は23日までに、同市の水産業発展の礎を築いた服部安次郎の生家(同市城之腰)を交流拠点に整備するための改修工事を始めた。海鮮料理を提供するレストランや宿泊施設を整え、2021年度の早い段階でオープンする予定。
 服部家は木造2階建てで、延べ床面積350平方メートル。当時家のすぐそばまで来ていた波の影響を受けにくいように、間口が狭く、奥行きが長い漁村特有の敷地割りで建てられている。主屋の一部は1889年建築と推定され、歴史的価値も高いという。
 市は2017年に服部家から「地域のために役立ててほしい」と建物を譲り受け、立地する浜通りのにぎわい創出に活用すると決めた。伝統的な外観や間取りを残しつつ改修し、同市の漁業の歴史や文化を発信する機能を持たせる。設計は県古民家再生協会(島田市)。施設運営は良知樹園(焼津市)が担う。事業費8200万円。服部安次郎は1908年、焼津生産組合(後の焼津信用金庫)を創設し、漁船の機械動力化を促すなど市の漁業発展に尽力した。

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