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日韓対立、背景を解説 韓国の研究所代表が講演 静岡県立大

(2020/1/22 07:57)
日韓両国の国民性を比較するアジア・リスクモニターのロー・ダニエル代表=20日、静岡市駿河区の県立大
日韓両国の国民性を比較するアジア・リスクモニターのロー・ダニエル代表=20日、静岡市駿河区の県立大

 静岡県立大現代韓国朝鮮研究センター(小針進センター長)は20日、アジア政治経済の研究所「アジア・リスクモニター」(ソウル)のロー・ダニエル代表を招いた公開セミナーを静岡市駿河区の同大で開いた。ダニエル代表は戦後最悪とされる両国の関係改善について、相互理解の不足から悲観的な見方を示した。
 両国民の相互理解が進まない背景についてダニエル代表は「日本人は条約や合意を機能性の高い“道具”として重視するが、(朝鮮)半島の人には現在の事情が変われば(過去の条約なども)変更するべきという考え方がある」と説明した。
 慰安婦や徴用工問題に加え、領土や日本海の呼称など懸念される問題が山積するとしながら「市民の交流拡大や大衆文化の融合といった肯定的な要素もあるが、両国エリート層の相互理解や知見の不足が深刻な影響を及ぼす」と予測した。
 学生や市民ら約110人が耳を傾けた。政府間の対立の前提として日韓の国民性の比較も行い、地政学的条件、風土、価値観など多様な項目で比べ、歴史や政治への向き合い方に大きな違いが生まれる要因を考察した。

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