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ブラックホール撮影経緯を解説 静岡「る・く・る」で宇宙カフェ

(2020/1/15 08:16)
ブラックホールの撮影に成功したプロジェクトの仕組みを解説する水野教授=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る
ブラックホールの撮影に成功したプロジェクトの仕組みを解説する水野教授=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る

 静岡科学館る・く・るは13日、国立天文台チリ観測所の水野範和教授(天文学)=静岡県出身=を招いた「宇宙カフェ」を静岡市駿河区の同館で開いた。水野教授は、「ブラックホールが見えた!? 電波望遠鏡アルマ最新情報」と題し、世界最大の電波望遠鏡アルマの仕組みや、2019年4月に史上初の成功が発表されたブラックホールの撮影プロジェクトを紹介した。
 水野教授は、アルマを含む世界6カ所8台の電波望遠鏡を結び、地球サイズの望遠鏡をつくる「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」計画を解説。「地球から月の上のゴルフボールが見えるくらいの視力」を持つEHT計画により、おとめ座の中にある楕円(だえん)銀河M87のブラックホールが影として撮影できたことを説明した。
 EHT計画では太陽系を含む天の川銀河の中心に存在するブラックホールの撮影も行われ、データの解析が進む。水野教授は「早ければ今年中に画像が発表されると期待している」と話した。
 小学生や保護者ら33人が参加し、宇宙の謎を追う研究者の話に耳を傾けた。

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