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避難所運営の課題確認 静岡葵小で宿泊研修、市町職員や住民参加

(2019/11/9 08:30)
新聞紙を使って避難所を設営する参加者=8日夜、静岡市葵区の市立葵小
新聞紙を使って避難所を設営する参加者=8日夜、静岡市葵区の市立葵小

 静岡県は8日、災害時に避難所運営の核となる各市町の人材を育成するための「避難所運営宿泊研修」を、静岡市葵区の市立葵小で開いた。20市町の職員や地域住民ら約50人が参加し、1泊2日の避難所生活を通じて災害時の対応策を学ぶ。
 初日は全国のボランティア団体などでつくる「震災がつなぐ全国ネットワーク」の松山文紀さん(47)が講師を務め、避難所の設営訓練を行った。参加者はそれぞれ避難所のレイアウト案を作成。通路やゴミ箱の位置、会場の広さに合わせて避難者1人当たりの生活空間を考えた。新聞紙を使い、実際に自分たちが寝るスペース作りにも取り組んだ。
 参加者らが情報班、施設管理班、食料・物資班などに分かれ、避難者役の「授乳スペースがほしい」「ペットが連れ込まれて困っている」などの要望に対してどう対応するかという訓練も行った。10月の台風19号の際にも避難所運営に携わった松崎町の玉木優吾さん(38)は「行政と民間が協力しないと避難所運営は難しいと痛感している。研修で多くのことを吸収し、万が一の時に生かしたい」と話した。

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