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藤枝市初の優良田園住宅 市内夫婦が農地を活用、里山に移住

(2019/8/11 08:54)
藤枝市優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針に基づき、農地を活用した一戸建て住宅を建てて移住した土屋さん夫婦=同市本郷
藤枝市優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針に基づき、農地を活用した一戸建て住宅を建てて移住した土屋さん夫婦=同市本郷

 藤枝市優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針に基づき、市内の会社員土屋航さん(28)、麻衣さん(27)夫婦が農地(白地)を活用した住宅を5月に同市本郷に建てて里山への移住を実現した。優良田園住宅の建設は市内で初めて。同市は耕作放棄地の解消や山間部の定住促進などに向けたモデルケースとしてあらためて制度を周知している。
 同市駅南地区の賃貸住宅に住んでいた土屋さん夫婦は土地を探す過程で、元々畑だった土地を住宅用として利用できる制度を知った。山あいの静かな自然環境が気に入り、一戸建て住宅の建設を決めた。建物は木をふんだんに使った木造2階建てで、家の周りには芝生や家庭菜園用の畑も設けた。
 西焼津方面に通勤している航さんは「バイパスも近くて便利。涼しくてエアコン無しでも生活できている」と話す。麻衣さんは「近所の方が野菜をくれたり、娘や孫のようにかわいがったりしてくれてうれしい。過疎化が進んでいるので自分たちのような世帯が増えてくれれば」と期待する。
 同市の優良田園住宅の基本方針は中山間地域の定住促進などを目的に2017年7月に制定された。建設の基本的要件は土地面積が300平方メートル以上、建ぺい率が30%以内。建物の高さは3階以下。区域は稲葉地区(堀之内・寺島・助宗)、瀬戸谷地区(本郷)、葉梨地区(西方・北方)の3地区。小学校に近接した地域を選定している。

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