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活動10年、“治療”3000件 焼津の「おもちゃ病院」

(2019/4/16 08:21)
無事に直ったおもちゃとの再会を喜ぶ女の子=焼津市の市総合福祉会館
無事に直ったおもちゃとの再会を喜ぶ女の子=焼津市の市総合福祉会館

 壊れた玩具を無料で修理する焼津市のボランティアグループ「おもちゃ病院Yaizu」が修理件数3千件を達成した。今月10周年を迎えた活動は、子どもたちに喜びを与えるだけにとどまらず、ものづくりや科学への興味を育む取り組みにもなっている。
 3千件目になったのは会社員の男性(43)=掛川市=の長女(2)の犬のおもちゃ。音を反復する機能が壊れ、先月“治療”を申し込んだ。14日、女の子は同市の市総合福祉会館で元通りになったおもちゃと再会し、ぎゅっと抱きしめた。
 同院は2009年4月に活動を始めた。毎月1回、市総合福祉会館で機械いじりが好きな市民ら約30人が修理している。2年前から小中学生もスタッフに加わった。スタッフの一人、市立焼津中1年生の八木幹太さん(12)は幼少期、同院におもちゃの修理を依頼したのをきっかけに、ものづくりに興味を持った。「たくさんの先生に教わりながら、工作を学ぶことができて楽しい」と話す。
 修理に加え、プログラミングや工作に親しむ教室も随時、開催する。院長の古井一成さん(60)=焼津市=は「子ども、現役、シニアと世代間交流ができていて、やりがいがある」と、今後の活動にも意欲を示す。問い合わせは古井さん<電090(2573)9408>へ。

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