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和船「八丁櫓」境内に 地元NPO、焼津・大覚寺全珠院に寄贈

(2019/3/23 09:17)
NPO法人が寄贈した「八丁櫓」の復元船=焼津市の大覚寺全珠院
NPO法人が寄贈した「八丁櫓」の復元船=焼津市の大覚寺全珠院

 焼津市のNPO法人焼津八丁櫓(ろ)まちづくりの会は22日、焼津の伝統和船「八丁櫓」の復元船を同市大覚寺の大覚寺全珠院に寄贈した。年間約5万人が訪れる同寺院の境内に常設展示される。
 贈ったのは1997年に建造した2隻のうちの1隻「たちばな」。これまではイベントなどで展示する以外、焼津港岸壁にブルーシートをかぶせて保管していたが、より多くの人に焼津の漁業文化を知ってもらおうと寄贈を決めた。
 境内で寄贈式を開き、松村友吉NPO理事長が「漁師の心意気を知るきっかけにしてほしい」と話し、曽根宏規住持に寄贈書を手渡した。曽根住持は「焼津の歴史を多くの人に伝えたい」と応じた。
 八丁櫓は江戸時代、焼津のカツオ漁船として活躍した。走力がある上、小回りも利き魚群を追うのに適していた。全長13メートル、重量4・7トン。常設される八丁櫓には乗り込むことができる。全珠院は焼津千手大観音が有名で、県内外から参拝客が訪れる。

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