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商業デザイン、明治→昭和たどる 静岡・フェルケール博物館

(2019/3/17 07:59)
明治時代の輸出用茶箱レッテルなどが並ぶ企画展=静岡市清水区のフェルケール博物館
明治時代の輸出用茶箱レッテルなどが並ぶ企画展=静岡市清水区のフェルケール博物館

 静岡市清水区のフェルケール博物館で16日、企画展「時代を彩るグラフィックデザイン」(静岡新聞社・静岡放送後援)が始まった。明治から昭和にかけての商業デザインの変遷をたどる資料91点が集められた。5月19日まで。
 三重県四日市市の印刷会社・四日市印刷工業で印刷されたグラフィックデザインを中心に、蘭(らん)字と呼ばれる輸出用茶箱のレッテルや広告チラシなどが並ぶ。
 四日市港は清水港と同年の1899年に開港し、同じく日本茶の海外輸出で栄えた。同展では、明治期に蘭字を多く手がけた同社と同館所蔵の静岡製の蘭字が並べられ、それぞれのデザインの違いを楽しめる。木版から平板印刷までの印刷道具も紹介され、時代と技術の変化により移り変わるグラフィックデザイン史を追体験できる。
 椿原靖弘学芸部長は「静岡では戦前のデザインの多くが残っていないため、貴重な資料が集まった。静岡のデザインとの違いも楽しめる」と話している。

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