元シリア情報員に禁錮刑 独、拷問ほう助で初判断

 【ベルリン共同】ドイツ西部コブレンツの裁判所は24日、シリアのアサド政権下で市民に対する拷問をほう助したとして、人道に対する罪に問われた同国の元情報機関員の男に禁錮4年6月の実刑判決を言い渡した。シリア国外の裁判所がアサド政権関係者に対し人道に対する罪に関する判断を出したのは世界初という。欧米メディアが伝えた。

裁判所に到着したシリアの元情報機関員の男=24日、ドイツ西部コブレンツ(画像の一部が加工されています)(ロイター=共同)
裁判所に到着したシリアの元情報機関員の男=24日、ドイツ西部コブレンツ(画像の一部が加工されています)(ロイター=共同)

 男は内戦が続くシリアを出国し、2018年にドイツに到着、19年に逮捕された。裁判所では58人の拷問死などへの関与が指摘される元情報機関幹部の審理も進み、シリアの強権政治の一端が明らかになる可能性がある。

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