静岡赤十字病院クラスター 共用部分で接触感染か【新型コロナ】

 職員と患者計6人の感染が確認され、26日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に認定された静岡市葵区の静岡赤十字病院。いずれも同じ病棟に勤務する職員と入院していた患者だが、最初に陽性が確認された感染者とは直接の接点がない陽性者が複数いた。市は「手すりやトイレなど、共用部分での接触感染の可能性もある」と指摘した。

 同病院によると、13日に入院患者1人が公表済みの感染者の濃厚接触者であることが分かったため、検査したところ、陽性と判明した。当該の病棟の全入院患者や職員ら計約60人に対し、複数回、PCR検査を実施した結果、26日までに医師、看護師各1人、患者3人の感染が新たに判明した。いずれも軽症または無症状という。
 新たに判明した患者3人のうちの2人は最初の感染者と同室に入院していた患者だった。しかし、残る医師と看護師、もう1人の患者は、同室3人とは直接の接触がなかったとみられるという。
 同病院は感染した職員と濃厚接触者となる職員の出勤を停止し、当該病棟の新規入院、面会を禁止した。当該病棟の入院患者や職員らに対し、今後も3日に1回のPCR検査を継続する方針。
 磯部潔院長は無症状患者もいる中での水際対策の難しさに触れた上で「危険を顧みず治療に当たる職員を、温かい目で応援してほしい」と訴えた。

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