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静岡県内の英変異種3人 居住は東部保健所管内【新型コロナ】

(2021/1/20 08:35)

 変異型の新型コロナウイルス感染が確認された静岡県内の男女3人の居住地は県東部保健所管内であることが19日、関係者への取材で分かった。東部地域の医療が逼迫(ひっぱく)する中での変異種感染に、関係機関は危機感を強めている。県は国と連携し、同保健所管内を皮切りに県内で変異種の感染が広がっていないか集中的に調査を進める。
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 県の発表などによると、変異種の感染が確認された3人は濃厚接触関係にある20代女性、40代女性の2人と、2人と接触していないとみられる60代男性。このうち20代女性は感染の可能性がある期間に県外への移動歴がないため、県内で市中感染したとみられる。ただ、女性2人と60代男性はそれぞれ県外者と会食していたといい、県などは感染経路になった可能性を慎重に調べている。
 3人と同時期に同じ保健所管内で陽性と判明した32人の検体を国立感染症研究所で検査したところ、31人は変異種ではなく、残る1人は変異種の疑いがあることが分かった。ゲノム解析で確定すれば県内4人目の変異種感染になる。この1人は変異種に感染した60代男性の濃厚接触者。
 東部保健所は沼津、三島、裾野、伊豆、伊豆の国、函南、清水、長泉の8市町を管轄する。県は感染者の居住地について「差別につながる」などとして公表していない。
 厚労省や県の発表によると、3人は今月3~10日にかけて発症。20代女性と40代女性は既に回復し、60代男性は自宅療養中という。
 県は、県内の環境衛生科学研究所でも変異ウイルスの検査ができるよう準備を進める方針を明らかにした。

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