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静岡市、目立つ「非公表」 浜松は全件公表【新型コロナ】

(2020/11/21 11:42)
静岡県内で発生したクラスター
静岡県内で発生したクラスター

 静岡県内で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生が相次ぐ中、当該施設名の公表を巡り、静岡、浜松の両政令市の対応に差異が出ている。静岡市は20日までに全9件のクラスターを確認し、公表は静岡済生会総合病院のみ。一方、浜松市は9件のクラスター全てについて施設名や組織を公表した。
 静岡市では14日以降、カラオケを伴う飲食店4店で立て続けにクラスターが発生し、感染者が急増したが、店名は非公表。これまで同市は施設名を非公表とする理由を「施設側の申告で接触者が把握できている」「感染拡大の恐れがない」との説明を繰り返している。
 浜松市は18日にクラスターと認定された接待を伴う飲食店2施設について「来店者の特定に万全を期すため」(市保健所の担当者)に店名を公表した。スポーツジムについてはクラスター化する前から施設名を明らかにし、利用した人に感染拡大阻止の対応を呼び掛けた。
 両市以外では5市で計7件のクラスターが発生し、うち5件の施設名が公表された。
 20日現在、浜松市の感染者総数は427人で、静岡市の282人を大きく上回り、施設名の公表、非公表が感染状況にどう影響しているかは不明。感染経路が分からない感染者数の推移も精査する必要がある。関係者によると、施設名を公表する判断の一つに、近隣エリア内に混在する同業店への風評被害を考慮するケースがあるという。

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