歯「80歳で20本以上」なら…幸福度高く 身体機能、活動意欲も良好 静岡県歯科医師会まとめ

 静岡県歯科医師会はこのほど、歯と口の健康度と幸福感の相関関係調査について報告書をまとめた。80歳で20本以上の歯を保つ「8020」の達成者は非達成者に比べ、そしゃく能力や身体機能、活動意欲などが良好で、健康度・幸福度が高いと総括している。
 調査は2019年12月~20年1月、同会の会員歯科診療所に通院したり、訪問診療を受けたりする70歳以上の446人を対象に実施した。歯の数や生活場所、基礎疾患などの基礎情報のほか「自分で日用品などの買い物をするか」「15分くらい続けて歩けるか」など生活面や運動、社会参加などを尋ねた。幸せを感じる度合いの設問も設けた。
 8020達成者について「自分の歯でかむことができており、食べることが喜びとして楽しいと感じられている。幸福感にもつながっている」「口腔(こうくう)環境が良好なだけでなく、体を動かしたり、外出の頻度も高かったりする」「楽しいと感じる事柄が多く、幸福感の向上につながっている」などと分析した。
 柳川忠広会長は「歯の状態は人の健康や幸福感にとって重要な要素の一つ」とし、「コロナ禍で受診控えが起きている。慢性的な疾患は定期受診が必要だ」と呼び掛ける。

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