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奨学金利用の静岡県内勤務医、最多を更新 県の確保施策

(2020/5/30 11:45)
静岡県の奨学金を利用した県内病院の勤務医数の推移
静岡県の奨学金を利用した県内病院の勤務医数の推移

 静岡県は27日、医師確保施策として取り組んでいる医学生向け奨学金制度を利用した人のうち、県内の病院で勤務する医師が4月1日時点で522人となり、前年から61人増加したと発表した。このうち返還免除期間の勤務を終えた後、県内での勤務を継続している医師も前年から18人増えて104人となった。いずれも2007年度の制度開始以降の最多人数を更新した。
 県の奨学金制度は、医学生や大学院生に月20万円を最大6年間貸与する。卒業後に貸与期間の1・5倍を県の指定医療機関で勤務すれば、奨学金の返還を免除される。
 卒業後2年間の臨床研修を終え、県の指定医療機関で診療科ごとの専門医研修を始めた医師も17人増加した。地域医療課は増加の要因として、基幹病院を中心にした専門医研修プログラムの増加や、県医師会に委託して地域ごとに開催している臨床研修医向けの勉強会などを挙げる。
 県は本年度から、奨学金の貸与期間を「最大6年間」から「原則6年間」に変更し、これまで指定医療機関ではなかった県内の大学病院での勤務も新たに返済免除期間として認めるなど、制度を一部改正した。同課は「(改正により)大学病院での臨床研修など選択肢が増え、医師の定着につながる」としている。

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