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認知症行方不明、早期保護へ 静岡県内全市町で広域見守り連携

(2020/5/9 11:55)

 認知症高齢者らが行方不明になった際の早期保護を目的に、静岡県は本年度、市町や県警と協力して見守り体制の広域連携を始めた。行方不明になる可能性がある人の情報を事前登録したり、行方不明発生時に他の市町や他県と情報共有する流れを統一したりして、迅速な発見や保護を目指す。
 認知症高齢者らの行方不明件数が増加傾向にある中、生活圏や以前の習慣によっては他市町に移動してしまう人もいるため、自治体間の情報共有を進めるために制度を統一した。行方不明のおそれがある人の身体的特徴や顔写真を事前登録する制度は、4月時点で29市町が導入済みで、2020年度中に全市町で整備される予定。本人や家族の希望に合わせ、情報共有の範囲を決められる。
 健康増進課によると、県内の認知症行方不明者数は14年に141人だったのが、18年には220人に増加した。同課の担当者は「市町の福祉担当課や地域包括支援センターなどと相談しながら、もしもの時のために(制度を)利用してほしい」と話した。

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