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新型肺炎、防疫念入り 静岡県内の病院、空港…春節備え

(2020/1/22 07:41)
新型コロナウイルスによる肺炎を防ぐためのポイント
新型コロナウイルスによる肺炎を防ぐためのポイント

 中国で新型コロナウイルスによる肺炎患者が増加していることを受け、静岡県内の病院や空港など関係機関は警戒を強めている。人から人への感染が確認されたうえに、春節(旧正月)に伴い24日に始まる連休で訪日中国人の増加が見込まれるためだ。新型肺炎は濃厚接触を中心に感染するとされ、県は「極端に恐れる必要はないが、対策を徹底してほしい」と呼び掛ける。
 県立総合病院(静岡市葵区)は発熱やせきの症状がある外来、救急患者に対し、中国への渡航歴を確認している。現在までに新型肺炎が疑われるような事例はないが、渡航歴がある人を診察する際は他の患者と隔離して対応する。医師は「該当者がいつ来てもいいよう備えたい」と話す。
 聖隷浜松病院(浜松市中区)は来院者への対応を記した手順書を独自に作成。過去に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)などの際にそろえた防護服の所在も確認した。沼津市立病院は中国語による啓発書面の掲示を検討している。
 水際対策も引き続き念入りに実施されている。静岡空港は入国前の検疫ブースでサーモグラフィーにより搭乗者の発熱をチェック。武漢からの帰国者は申告するよう呼び掛けるポスターも掲示した。
 新型肺炎の感染者が、静岡県との路線がある上海や北京でも確認された。同空港担当者は春節が近づく中「対策に最大限の努力をしたい」と備える。
 県教委と県私学振興課によると、県内の小中学校や高校で新型コロナウイルスを理由に学校行事を変更したとの報告はない。

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