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静岡3特養閉鎖、別施設で136人受け入れ可 市が調査

(2019/10/4 08:30)

 愛知県岡崎市の社会福祉法人ライトが静岡市内で運営する三つの特別養護老人ホームの閉鎖を検討している問題で、静岡市は3日、市内のほかの特養と介護老人保健施設が9月30日時点で計136人を受け入れ可能と確認したと発表した。三つの特養の10月2日時点の入所者数は132人で、全員の受け入れが可能と分かった。
 市によると、受け入れ可能な人数の内訳は特養51人、老人保健施設85人。特養は定員を超えると国民健康保険団体連合会から支払われる介護報酬が減算されるが、市は事態の緊急性を重視。定員を100として105までは減算されない特別措置を講じると決め、受け入れ可能数を聞いた。老人保健施設は空きがあった。3特養の入居者は場所や利用料を考慮して移転先を決めるといい、既に決まった人もいるという。
 法人職員が9月20日に市役所静岡庁舎を訪れ、経営難や介護人材の確保が困難なために施設の閉鎖を検討していると伝えた。市は直後から市内の特養などに連絡し、定期的に受け入れ可能数を確認している。
 3特養は3日現在、「職員数など、ぎりぎりの状態で運営している」(市担当者)という。市は法人を指導する愛知県や法人と連絡を取って現状確認などをしている。
 田辺信宏市長は同日の定例記者会見で「命に関わる問題。憤りを感じる」と語気を強めた。

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