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静岡3特養老人ホーム廃止検討 法人側、市に意向伝達済み

(2019/9/27 07:46)

 社会福祉法人ライト(愛知県岡崎市)が静岡市内で運営している三つの特別養護老人ホームの廃止を検討している問題で、法人側が同市に「資金繰りの悪化」を理由に廃止の意向を伝えていたことが26日、市への取材で分かった。市は「利用者の方々の処遇に関しては、市としても何ができるか検討する」としている。
 市高齢者福祉課によると、法人側は市に対して20日、施設の廃止を検討していることを伝達した。介護保険法では廃止する場合、1カ月以上前に市に予告する必要があるが、現時点で正式な届け出はないという。
 閉鎖の可能性が示された施設は「えん」(清水区三保、定員100人)、「ゆめ」(葵区羽鳥本町、同36人)、「ひかり」(同区羽鳥、同24人)。
 同課は「廃止するのであれば、介護保険法上、利用者に必要なサービスが継続的に提供されるようにする義務が事業者にはある」と指摘した上で「市としても事業者と連絡を取りながら、何ができるか検討する」とした。
 法人側は25日夜、市内2カ所で利用者の家族や職員らを対象に説明会を開いた。出席者によると、経営が悪化し、取引先への未払いが発生していると現状を報告したが、廃止の時期など具体的な見通しは示さなかった。

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