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介護用の新電動リフト開発、現場の負担軽減 浜松の共栄プロセス

(2019/9/25 07:18)
介護用電動リフト「ダキード」を試験操作する社員ら=浜松市南区の共栄プロセス
介護用電動リフト「ダキード」を試験操作する社員ら=浜松市南区の共栄プロセス

 自動車部品加工業の共栄プロセス(浜松市南区)は、要介護者を寝たままでベッドから移すことができる介護用電動リフトの新製品「ダキード」を開発した。要介護者を抱き上げる重労働を機械化し、腰痛で苦しむ人が多いという介護現場の負担軽減につなげる。
 要介護者を専用のシートに乗せて、スイッチで操作する電動リフトでつり上げ、車椅子や便座、浴槽内などに降ろす。介助者はシートとリフトをリング状のひもで固定する作業と、ベッドから目的の場所までリフトを動かす作業を担う。リフトの重量を37キロに抑え、台座に小型車輪を6個付けて可動性を高めた。個人宅など狭い場所でも使えるように幅76センチ、全長115センチとコンパクト化を図った。
 厚生労働省は2013年、要介護者をベッドから移動させる際に原則として人力でなくリフトなどの機器を使うよう指針を改定した。同社の真保勇夫社長は「全国的にまだ機器の開発が進んでいない。介護現場をもっと楽にしたい」と話す。
 26日に浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれる福祉機器展に初出展する。価格は48万円を想定し、10月以降に受注販売する。

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