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誰もが映画を楽しく バリアフリー上映、入場5千人 浜松

(2019/8/14 08:34)
会場アナウンスもスクリーン(後方)に文字で映すバリアフリー映画上映会。5000人目の入場者に花束を贈呈した=浜松市中区の市福祉交流センター
会場アナウンスもスクリーン(後方)に文字で映すバリアフリー映画上映会。5000人目の入場者に花束を贈呈した=浜松市中区の市福祉交流センター

 浜松市中区成子町の市福祉交流センターが定期開催する「バリアフリー映画上映会」の入場者数が、12日の第14回上映会で累計5千人に達し、記念の入場者に花束を贈った。誰もが映画を楽しめるように-と2012年に始めた無料上映会。開館35周年を迎えた同センターの事業として継続する方針だ。
 上映会は指定管理者の市社会福祉協議会などが企画。視覚や聴覚に障害がある人たちのために副音声や日本語字幕が付いた映画ソフトを選んで上映する。会場は600人収容のホール。客席の間にもスピーカーを置き、音を聞こえやすくする。
 12日は約400人が来場し、林家たい平さん主演の「もういちど」(14年公開)を楽しんだ。全ての映画ソフトがバリアフリーの条件を満たすわけではない。会場案内などに協力する手話サークルメンバーの袴田洋子さん(48)は「映画館では字幕付きの日本映画の上映が少ない。楽しみにしている人は多いのでは」と話す。
 ただ、市民への開催の周知は課題。5千人目になった同市東区の鶴岡隼弥君(11)=市立有玉小6年=も「(家族と)たまたま来たら映画をやっていた」と驚いた様子だった。
 同協議会は、上映会を障害者福祉に目を向けるきっかけにしてもらう考えだ。渡瀬充久事務局長は「福祉はひとごとになってしまいがち。イベントに来てもらうことで、センターについて知ってほしい」と望んだ。

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