静岡新聞NEWS

子宮と骨転移を解説 早期発見が最重要 三島でがんセンター講座

(2019/8/11 08:18)
子宮がん検診の重要性を訴えた平嶋泰之婦人科部長=10日午後、三島市民文化会館
子宮がん検診の重要性を訴えた平嶋泰之婦人科部長=10日午後、三島市民文化会館

 静岡県立静岡がんセンター公開講座2019「そこが知りたい!がん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第5回講座が10日、三島市民文化会館で開かれた。医師2人が「子宮がんの予防と治療」「骨軟部肉腫と骨転移の治療」をテーマにそれぞれ講演した。
 平嶋泰之婦人科部長は、子宮頸(けい)がんは20~30代の女性で最もかかりやすく、近年、発症率が急上昇していると説明した。早期に発見、治療をすれば高確率で完治するが、日本の子宮頸がん検診の受診率は2016年で約40%と低い。「子宮頸がんから体を守ることは次世代の命を守ることにもつながる」と積極的な受診を呼び掛けた。
 片桐浩久整形外科部長は、神経や筋肉から発生したがんの特徴や治療法を紹介した。がん細胞が正常な骨に入り込む「骨転移」も解説し、命に直接影響はしないが骨折や下半身まひを引き起こし「生活の質(QOL)」を損なうと指摘。早期に発見し、薬物療法やリハビリに取り組むことが重要と強調した。
 次回は8月31日で、胃がんの最新治療と感染症対策をテーマに取り上げる。

静岡医療・健康・福祉の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト