コロナ禍乗り越え、新たな一歩 静岡県内で高校卒業式

 静岡県内の多くの県立高で1日、卒業式が行われた。1年間、新型コロナウイルスによる臨時休校や学校行事の中止などを乗り越えて最終学年を過ごした卒業生の門出を、教職員や保護者が祝った。

卒業証書を受け取る生徒=1日午前、伊東商高
卒業証書を受け取る生徒=1日午前、伊東商高

 全国一斉の臨時休校の直前や期間中に重なった昨年と同様、各校は出席する生徒や来賓の数を絞り、式典を簡素化した。一部の学校は大学入試や高校入試への影響を避けて日程を繰り下げた。
 伊東商高は、2023年度の伊東高、同校城ケ崎分校との統合に向け、新年度から新校舎の建設工事が始まるため、現校舎で迎える卒業式は最後。在校生は出席せず、教員と保護者、一部の来賓だけが見守る中での挙行となったが、3年生117人が思い出の学びやとの別れを惜しんだ。
 川口喜弘校長は「自分を信じ人生を切り開いてほしい。われわれも開校58年の伝統を新高校でも発展させる」と式辞を述べた。卒業生を代表し志村真夢さんが「最後の一年は学校行事の縮小などがあったが、3年間はいい思い出ばかり。高校が統合されても記憶はなくならない。校訓の『開拓』の精神を胸に羽ばたきたい」と決意を新たにした。

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