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静岡市の歴史文化施設着工 23年春の開館目指す

(2021/1/6 09:01)
静岡市歴史文化施設の完成予想図(奥の建物は県庁)
静岡市歴史文化施設の完成予想図(奥の建物は県庁)
戦国末期の遺構を露出展示する1階内部の完成予想図
戦国末期の遺構を露出展示する1階内部の完成予想図

 新型コロナウイルスの影響で一時凍結していた静岡市の歴史文化施設(仮称)が5日着工し、同市葵区の旧青葉小跡地で安全祈願祭が行われた。2022年6月までに建設工事を完了し、展示準備期間を経て23年春のオープンを目指す。
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 徳川家康の一生や今川家の歴史が分かる展示を中心に、近現代の東海道の歴史にもふれ、静岡全体の成り立ちを振り返ることができる。19年に現地で発見された戦国時代末期の道や石垣などの遺構は、掘り出された状態のまま露出展示する。
 式典で田辺信宏市長は「静岡の歴史に誇りを持てる教育施設としての機能と、国内外から人を呼べる観光施設として機能を併せ持つことになる」と施設の役割を説明した。
 歴史博物館の建設構想は1990年代からあり、2005年に市が旧青葉小跡地への建設方針を示した。整備前の発掘調査で駿府城下の戦国時代の街並みが分かる遺構が初めて発掘され、遺構を保存する形で再設計したことに加え、新型コロナウイルスの影響で事業が一時中断し、当初の計画より着工が遅れた。
 設計は金沢21世紀美術館などを手掛けた建築家集団「SANAA(サナア)」が手掛けた。地上4階建て。総事業費は62億円。

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