静岡県内の一部小中学校で初登校 始業式、密避け教室で
(2021/1/5 17:00)-
静岡県内の一部の小中学校で5日、冬休みが明けた。初登校した児童生徒が、年末年始の出来事を元気に語り合った。新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校が全校集会を避け、3学期制の学校では校内放送などで教室をつないで始業式を行った。県教委などによると、7日までに県内の大半の学校が授業を開始する。
吉田町の中央小では、大鐘俊一校長が各教室のテレビの画面越しに「コロナに負けないよう、マスクと手洗いを必ずしよう」と全校児童に呼び掛けた。3年D組では、今年の抱負を漢字1字で表現する時間を設けた。「協」を選んだ男子児童(9)は「皆で協力しあって1年間頑張りたい」と話した。
磐田市の磐田西小(伊藤道明校長)では全校児童が校内放送による始業式に臨んだ。1年2組では児童が宿題などを担任教諭に提出し、「おもちや黒豆を食べた」「本をたくさん読んだ」などと報告した。男子児童(7)は「毎日家で縄跳びをした。今年は得意な算数を頑張りたい」と意気込んだ。
沼津市の第二小の始業式でも、庄司誠校長が校内放送で「一歩ずつ着実に前に進み、春からの新学年へジャンプして」と激励した。6年1組では、児童が冬休みの健康観察カードを提出。書き初めも自慢げに広げて見せ合った。女子児童(12)は「算数と理科の成績を上げたい」と抱負を語った。
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