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浜松・萩丘小の保護者らが手作り番組 給食楽しく、笑顔お届け

(2020/11/11 18:00)
放送を楽しむ萩丘小の子どもたち=11月初旬、浜松市中区(画像の一部を加工しています)
放送を楽しむ萩丘小の子どもたち=11月初旬、浜松市中区(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの影響で学校生活が制限されている子どもたちを楽しませようと、浜松市立萩丘小の保護者や地域住民でつくる「萩っ子サポーターズクラブ」が今月から、給食の時間を活用した番組放映を始めた。「子どもたちの笑顔を取り戻したい」。メンバーは特技を生かして番組作りに取り組んだ。
 「近所の人や卒業生が、みんなを応援してくれています」。初回の放送に登場した教諭が趣旨を説明した。
 本年度は感染予防対策で給食時も授業の体形のまま黒板を向いて静かに給食を食べてきた児童たち。学校のマスコットキャラクター「はぎるん」が教室のテレビ画面に登場すると、ぱっと笑顔に。2年生の児童(7)は「(コロナ予防でおしゃべりができず)給食の時間はつまらないから、番組が楽しみ」とほほ笑んだ。
 地域が学校運営に関わる「コミュニティースクール」の同校は年に3回、放課後に地域住民が企画した書道やダンスなどの講座を実施してきた。コロナ禍の今年は、検討の末に中止を決定。番組はその代替案として制作した。
 萩っ子サポーターズクラブのメンバーがこれまでの講座で講師を務めた卒業生や住民に出演を依頼し、10月に撮影と編集を行った。各回の放送は5分以内。出演者はブレイクダンスや手品、楽器演奏、けん玉などそれぞれの特技で児童を楽しませる。放送時間は全校児童687人が見られる給食時を選んだ。1日1回ずつ全17回放送するという。
 常葉大や浜松学芸高の学生、生徒らの参加協力も取り付けた。同クラブの長谷明浩さん(59)は「のびのび遊べない状況がかわいそうだった。放送で少しでも笑顔が戻ってくれれば」と期待した。
 

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