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新入生向け学内ツアー 静岡県立大、先輩有志が企画 コロナ禍、出会いの場なく…「やっと大学生を実感」

(2020/10/20 08:40)
学生視点で1年生に大学構内を紹介するツアー=10月上旬、静岡市駿河区の県立大
学生視点で1年生に大学構内を紹介するツアー=10月上旬、静岡市駿河区の県立大

 10月から後期授業が始まった静岡市駿河区の県立大でこのほど、学生有志が構内や周辺を紹介する1年生向けのツアーが開催された。同大では対面授業が一部解禁されたが、新型コロナウイルス感染対策のためオンライン講義も継続。出会いの機会がない1年生に学生生活を紹介し、交流の場に活用してもらおうと企画した。
 今春、オンライン授業化を機に学生と教員をつなぐポータルサイトを開設した「K-Commu」と、地域と大学をつなぐ「地域コラボプロジェクト」の2団体が主催した。初日は全学部から1年生20人が参加。少人数の班に分かれ、上級生がWi-Fi環境のある自習場所やカフェなど学生ならではの視点で案内した。
 新学期を迎え、学内に足を踏み入れた1年生は「やっと大学生の実感が湧いた」と声をそろえた。留学を希望する国際関係学部の大家紗雪さん(18)は「大学職員から『今は準備するいい期間』と言われ、相談してみようと思った」。インドネシアからの留学生ムハマド・ファティ・リドさん(24)は「前期は履修相談できる相手がいなかった。実際に会わないと友達はできない」と実感を込めた。
 運営に携わった同学部2年三浦早貴さん(19)は「最初は知らない人同士で緊張した様子だったが、ツアーから笑顔で帰ってきて安心した」と好感触。同大の山本六三総務室長は「感染対策をとりつつどう交流を継続するか参考になった」と話した。

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