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再編反対の日詰氏が多数 静大学長選考で教職員意向投票

(2020/10/19 17:00)

 任期満了に伴う静岡大の次期学長選考で、教職員の意向投票結果が19日、公示された。浜松医科大との法人統合・大学再編を巡り、静大を分割する再編案に反対の日詰一幸人文社会科学部長(65)が537票、推進の川田善正工学部長(57)が455票だった。学内外の委員で構成する学長選考会議が同日、2氏を面接した上で次期学長を選出し、20日に公表する予定。
 学長選考は大学再編が主要な争点で、賛否を巡り一騎打ちの構図となった。日詰氏の得票内訳は役員・教員票が328票で、付属学校園の教員票が53票、職員票が156票。川田氏の内訳は役員・教員票が251票で、付属学校園の教員票が80票、職員票は124票だった。ただ、過去には選考会議の結果、最多得票者が学長に選ばれなかったこともあるという。
 投票の有資格者数は1091人で、意向投票は15日に実施。投票率は9割を超え、関心の高さを反映した。
 抱負発表会などで日詰氏は、現行の再編案を「十分な熟議を経た上での決定とは思えない」と指摘。再編ではなく、静大の静岡・浜松両キャンパスと浜医大の3拠点間の連携強化を訴えた。
 静大と浜医大の合意書案によると、2021年度をめどに新法人を設置。静大静岡キャンパスを中心とする静岡地区の大学と、同大浜松キャンパスと浜医大でつくる浜松地区の大学に再編し、22年度からの入学者受け入れを目指すとしている。

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