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豊橋の中学生「楽しく安全」カヌー体験 三ケ日青年の家

(2020/9/10 09:13)
ダブルハルカヌー体験に臨む生徒=9日午前、浜松市北区三ケ日町
ダブルハルカヌー体験に臨む生徒=9日午前、浜松市北区三ケ日町

 浜松市北区の県立三ケ日青年の家で8日から、愛知県豊橋市立牟呂中が野外活動に臨み、9日にダブルハルカヌー体験を実施した。豊橋市内の市立中1年の女子生徒=当時(12)=が死亡した2010年6月のボート転覆事故から10年。事故以降、同市の学校が同所で海洋活動するのは初めて。女子生徒の父(61)は「三ケ日でやることに意味があり一歩前進。生徒、教員ともに良い経験になると思う。安全を確保した上で他校も萎縮せず選択肢に入れてほしい」と語った。
 1年生約200人が参加した野外活動は1泊2日の日程。ダブルハルカヌー体験は希望制で、約80人が参加。浜名湖へ出た生徒は所員の指導の下、掛け声で息を合わせ、懸命にオールをこいだ。
 同所で昨年開かれた三遠南信交流推進事業で団長を務めるなど、施設の環境やダブルハルカヌーの安全性などを自ら見てきた吉見央校長(57)が、生徒に貴重な経験をさせてあげたいと今回の活動を決めた。「(三ケ日は)教訓を生かし、命の重さを深く学ぶ場所。子どもたちも感じてくれたと思うし、学校としても安全最優先を再確認する機会になった」と吉見校長。体験に参加した女子生徒(12)は「楽しく安全にできた。命を大切にすることを今後も考えていきたい」と話した。

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