臨時休校に備え、ICT研修実施 静岡県総合教育センター

 新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校に備え、県総合教育センター(掛川市)は7月から、県立高の教職員を対象にした情報通信技術(ICT)活用力向上研修を実施している。夏休みの期間などを活用し、オンライン教室や双方向型オンライン学習のやり方について教職員の理解を深め、緊急時だけでなく平常時からの利用も目指す。

グーグルクラスルームの使い方を紹介したICT活用力向上研修=7日午後、静岡市葵区の県立静岡高
グーグルクラスルームの使い方を紹介したICT活用力向上研修=7日午後、静岡市葵区の県立静岡高

 7日は静岡市葵区の静岡高で研修を実施し、同センター高校支援課の塚本裕之指導主事が、同校の教職員約25人にグーグル社のオンライン教育システム「グーグルクラスルーム」の使い方を説明した。受講者はクラウド上に個別の教室を開設し、生徒に連絡事項を送ったり、アンケートを取ったりする方法を確認した。物理担当の鳥光高弘教諭は「自由度の高いアプリで、授業の導入などにも活用できそう」と話した。
 研修では学校の希望に応じ、ウェブ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で面談をする方法、発表資料作成ソフトやユーチューブを活用する動画教材作りなども指導する。8月中は他に7校が受講する予定。同センターの鈴木彰洋指導主事は「ピンチをチャンスに変えたいという教員の意識を感じる。オンラインとオフラインの良さを両方生かせるようにしていく」と話した。
 県教委は新型コロナウイルス感染症の対策として、県立高全90校でズームのライセンス契約をし、映像配信用の機器整備を進めている。グーグルクラスルームによるオンライン教室の活用も拡大している。

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