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子育てママの就労相談、図書館利用時気軽に 磐田「にこハロ」開設2年

(2020/7/14 08:17)
「ひと・ほんの庭 にこっと」に開設している巡回相談窓口「にこハロ」=磐田市上新屋
「ひと・ほんの庭 にこっと」に開設している巡回相談窓口「にこハロ」=磐田市上新屋

 磐田市とハローワーク磐田が、同市上新屋の図書館と子育て支援の複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」に設けている巡回相談窓口「にこハロ」が来月開設2年を迎える。子育て世代の就労支援の一環で、乳幼児を育てる母親らに職業相談や子育てと両立しやすい求人情報などを提供している。静岡労働局によると、子育て支援拠点での巡回相談は県内のハローワークでも珍しい。
 にこハロは、市と静岡労働局が結んだ雇用に関する協定を生かし、にこっとがオープンした2018年8月に設置した。本の貸し出しカウンター周辺の一角で、子育て支援専門の就職支援ナビゲーターが週2回、午後1時半から3時間駐在してきた。同館によると、初年度は222人(開催58回)、19年度は261人(同87回)の相談を受け付けた。
 ハローワーク磐田によると、足元の雇用情勢や子育て中でも自宅近くや時間に配慮して働ける求人の問い合わせなど、本格的な就職活動前の“プレ相談”として活用する傾向が強い。新規求人情報を随時提供しながら、女性の支援ナビゲーターは「相談者の話に耳を傾けてニーズを整理し、不安や心配の解消につながるよう心掛けている」という。より具体的な就労相談は同市見付のハローワーク磐田を案内する。母親が相談中は、一緒に訪れた子供の対応で、にこっとの職員と円滑に連携する。
 巡回窓口は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時中断したが、6月から金曜の週1回体制で再開した。子供の学校再開に合わせて就労を目指す相談などもあったという。
 同館の担当職員は「子供と本を借りに来たついでに気軽に立ち寄れる相談の場として、さらに周知し、活用を促したい」と話す。

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