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オンライン講義 学生が“助手” 静産大、バイト雇用創出 授業環境向上と経済支援両立

(2020/6/5 17:00)
オンライン授業のサポート業務に臨む梶原一馬さん=5月下旬、藤枝市内
オンライン授業のサポート業務に臨む梶原一馬さん=5月下旬、藤枝市内
クラウドソーシングシステム「藤枝くらシェア」の流れ
クラウドソーシングシステム「藤枝くらシェア」の流れ

 藤枝市と磐田市にキャンパスを構える静岡産業大は、新型コロナウイルスの影響でアルバイトが減少した学生らにオンライン授業のサポート業務を任せ、雇用創出につなげている。授業環境を向上させるとともに、学生の収入確保とスキルアップを図る。
 同大は感染防止対策として5月からオンライン授業を開始。同時に、操作に不慣れな学生からの問い合わせにメールで応じ、講義中の音声状況などを確認する保守作業をこなせる人材を募集した。業務を担う同大情報学部4年の梶原一馬さん(21)=藤枝市=は「能力を生かせるのでやりがいがある。店舗でのバイトは減っているので、テレワークできるのは魅力。友人にも紹介したい」と話す。同大は7月までオンラインによる授業を予定している。
 人材のマッチングは、同大が事務局を務める「藤枝ICTコンソーシアム」が運営するクラウドソーシングシステム「藤枝くらシェア」を活用。藤枝くらシェアはインターネットを通じ、個人と企業が仕事を受発注できる仕組み。ウェブ上の業務が中心で、時間や場所にとらわれずに働くことができる。受注者の教育やサポートも行う。
 藤枝くらシェアに登録している同大の学生は現在約10人。オンライン授業のサポート業務だけでなく、企業のホームページ制作やプログラミング動作テストなどの仕事にも従事している。
 同コンソーシアム事務局長で同大総合研究所の伊藤崇裕地域連携室長(61)は「経済的に困窮した学生が安心して働くことができるはず。変化する社会に対応できる人材育成につなげたい」と言葉に力を込める。

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