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子どもの心守って 学校再開で浜松の研究所、教育関係者に発信

(2020/5/20 07:54)
子どもたちのメンタルヘルスへの配慮を訴えるメッセージを示す和久田学主席研究員=18日、浜松市中区の子どもの発達科学研究所
子どもたちのメンタルヘルスへの配慮を訴えるメッセージを示す和久田学主席研究員=18日、浜松市中区の子どもの発達科学研究所

 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の解除で全国の学校が徐々に再開される中、子どもの発達科学研究所(浜松市中区)がこのほど、メンタルへルスを守るために、教育関係者に対して子どもの状況に合わせた日課の設定や学校でのつながりを実感させる時間の確保などを求めるメッセージを作成した。
 全ての子どもに求められる支援を記し、発達障害など個別の支援が必要な子どもに求められる対応を添えた。全ての子どもへの配慮事項として「今の頑張り認める言葉掛けを」「ストレスのかかる活動の強制は避けて」などとし、いじめの予防の必要性も指摘した。個別支援を必要とする子どもには「『いつもと同じ』日課や課題を保つ配慮を」などとし、虐待リスクの回避も必要とした。
 浜松医科大子どものこころの発達研究センターの協力を受け、既に県内外の教育委員会や小中高校に発信。学校現場は授業日数の確保や学習遅れの取り戻しに視点がいくと予想されることから、同研究所の和久田学主席研究員は「コロナウイルスによる社会や生活の変化が子どもたちのメンタルヘルスに与える影響も考慮してほしい」と指摘する。
 メッセージは概要版(A4判、2ページ)と詳細版(同、6ページ)があり、それぞれ同研究所のホームページからダウンロードできる。

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